長年、アメリカに住んでいますと、アメリカの社会では当たり前のことなのですが、日本の社会に導入できたら良いだろうと思う事があります。
クレジットスコアというのをご存知ですか？
そもそもクレジットというのは、”信用”を意味しますが、アメリカで生活すると信用度が、点数で評価されます。かなり厳しい基準なので、生活を豊かにしたいと考える人達は、真面目でないと、家や車を買ったり、借金ができなくなったりします。高い金利を払わされる結果を招きます。
これはアメリカに住んで、公共料金を払っている人は全員に20年以上も前から、適用されているんです。
- 簡単に説明すれば、例えば、車を買いに行くと、ディーラーでクレジットスコアをその場で調査されます。
- 家を購入しようと銀行へ行くとクレジットスコアをその場で調査されます。
Experian, TransUnion, and Equifaxなどの会社が有名です。FICOはこれ等の会社情報を個人レベルにまでの窓口になっています。
各個人が、上の表のように、FICOの場合300点から850点満点で評価される事になっているんです。
点数が高いと安い金利で簡単にローンを組めるのです。
クレジットスコアの内容を見てみると、過去のローンの支払い暦、や犯罪歴、車の駐車禁止やスピード違反、保有するクレジットカードの使用暦、返金暦が正確にレポートされます。。（嘘だろこんなに正確に誰がレポートしているの？という全てのアクションが記録されています）
- 過去の請求書に対する支払い暦、期限日と支払った日付と金額が正確に5年以上。。（ガス、電気代、電話代、ローンなど）
- 今の借金やローン残高（全部）
- 全てのクレジットカードの使用歴と返済歴
- クレジットの歴史の長さ（経験値￥）
- クレジットMIX（経済活動での技術度、クレジットカード、銀行ローン、不動産、のデータ）
これ等は、車を買った事のあるひとは全員の個人情報が、クレジットスコアとして管理されています。。
駐車違反をしたり、交通違反をすれば、かなり下がります。支払わなかった場合は犯罪としてみなされて評価が下がります。車のローンを1回でも支払わなかったら、遅れたら記録が残ります。
結果として悪いスコアになると、高い金利を払わされる事になります。
アメリカでは、この様にして子供の頃から、学校で教えてくれています。
個人情報に対する考え方が、大きく違うな～と感じる私です。
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